~ 前回のあらすじ ~
猛吹雪の中でも「これが噂に聞く美しいスカイリムの空ですわね」と呟く空気を読まないセラーナさん。
一方的に攻撃されると「早くアイツを殺して!」と過激な発言も辞さないセラーナさん。
誰かに結婚を申し込もうとすると「こらー!そちはわらわのフィアンセじゃろうが!?」と
乱入して来ないセラーナさん。
本当の前回のあらすじ。
Better Vampiresによって設定できる吸血鬼ハンターの襲来!!
いや、そのギラついた眼はむしろバウンティハンター(賞金稼ぎ)と言ったほうが正しいのかも知れない!!
「MODで追加したエリアにはまさか来ないだろう」と楽観していたリリアンだったが、その予想は大きく裏切られたッ!!
ドーンガードだけでなくハンターにも狙われるリリアンッ!!
四対一!! 絶望とも見て取れるこの光景!!
だが逆に!!
夜の女王を自負する彼女にとって、この状況は!!
『ポケットの中にしまっておいて忘れていたスウィートロールを発見した』時と同じような心境だったのだッ!!
「WRYYYYーーー戯れてたらモンキー共がウジャウジャ(4人)居るではないかッ!! このリリアンを葬りにきただと!? 笑わせるわこのクズ共めがァーーッ!!」
「予定の無かった紹介ッ!! Decapitation(デカピテイション)!! 斬首と言う意味だッ! クックックゥーン、もう想像はつくだろう?? なにィ? 解らないだと?? 仕方がないヤツだ!!」
「ならば!! この魔法の効果、とくと見せてやるわァーーッ!!!」
「フハハハハ、脆い、脆いぞ!! 所詮は人間!! このリリアンの前にはゴミ同然よ!! ちなみに人型以外には効果がないのだァーーッ!! つまりは貴様等モンキー共で遊ぶためだけのお遊戯魔法よォーー!!」
「チョイとでも勝てると思ったのか!? このクズ共がァーッ!! 斬首できない場合は旧バージョンを導入してBSLファイルも入れるといいぞォーーッ!!」
「中々味わう機会がないトカゲよォーッ!! 貴様は特別に血を吸って殺すと宣言しようッ!!」
「撤回しようッ!! 貴様を葬るのはやはりこの魔法が相応しいィィッ!!」
「クハハハ悔しいか!? 貴様はこのリリアンに無残に殺されるためだけに今まで生きてきたのだァーーッ!!」
「さて、吸血鬼ハンターツアー御一行様も、貴様が最後だ……。だが貴様が不死属性で何をやっても最後にはワープで逃げるのを知っている」
「そこでリリアンは考えるッ!! 以前紹介した魔法MOD、Colorful Magic とッ!!」
「Unforgiving Force (アンファギヴィン・フォース)を使い、貴様で遊ぼうとなァー!!」
「そう。一流シェフが数多の料理をこしらえる時のよう丁寧に下準備をし……」
「寿司職人が一つ一つの米粒にまで旨みを染み渡らせるような、繊細さと大胆さを用いてッ!!」
「ファルスカールの果てまで……」
「ボラーレヴィーアだよォーーッ!!」
「WRYYYYYYーーーーー!!」
「ティーヒヒヒヒヒヒッ!!! ハシャイジャッタ!!」
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「やれやれ……とんでもない目にあったものよ」
「明日はもっと楽しくなるといいね、ハル太郎 」
~ おやすみなさい ~