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 雨と木と川の道のりで。
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 「あれれっ??」
ベリー・ベリーの素頓狂な声が、雨音と混じる。
私も思わず目を丸くし、一度周囲を見回したほどだ。

門の前に待たせていたはずの馬車が、居なくなっているのだ。
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