====================
  憎悪に駆られて幾星霜。
====================

ひび割れた谷の肌が浴びる風は、どこまでも乾いている。
黄金色の小さな粒は辺り一面に敷き詰められ、まるで海のように広大だった。
降り注ぐ太陽は、ここに生きる全ての者達に平等に輝いてくれる。
そう、まるで嘲笑うかのように。続きを読む